吉田流あん摩術 | 人形町駅徒歩1分 創業110年の治療院 整体・鍼灸・マサージ 藤倉治療院

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吉田流あん摩術

「吉田流あん摩術」は、江戸時代に吉田久庵によって創始されたもの。 弦楽器の弦を弾くように筋線維を弾く“線状揉み”という独特の揉み方が特徴です。また、肘を使って揉む“肘揉み”も有名な手技のひとつです。

吉田久庵

日本のあん摩の歴史

あん摩の歴史を振り返ると、古代中国にさかのぼります。

中国最古の医学書である黄帝内経に、あん摩のルーツと考えられている「導引あんきょう」の記載があります。

記録によると、西暦285年、応仁天皇の頃、百済王仁が、論語や鍼灸などと共に伝えたとされています。伝えられた導引あんきょうは、その後いろいろなアレンジが施され、いくつかの流派が生まれました。やがてそれが現在行われているあん摩になったのです。 その代表格が吉田流あん摩です。

吉田流あん摩術の歴史

吉田流が産声を上げたのは幕末で、その祖は吉田久庵です。
埼玉県の一農家に生まれた久庵は、周囲の影響もあって医師を志します。
郷土で学んだ後、長崎に渡り、オランダ医学の清楚さに感銘し、その視点から鍼灸や導引を研究、吉田流を完成させたのです。その特徴と言えるのが線状揉みです。

その後、二代、三代とその技術を受け継ぎ日本橋を拠点としてきた吉田流は、三代目で絶えてしまいます。この緊急事態に一念発起したのが、三代目門下の平川荘作先生でした。

平川荘作先生が開校した東京八丁堀にある東京医療福祉専門学校で今なお、受け継がれ学ぶことができます。

資料提供:東京医療福祉専門学校